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「いたたっ…す、すみませ…ひっ!!」
すみませんと言おうとしたけど
すぐに言葉が出なくなってしまった。
ぶつかったのは約180cmぐらいの
大きな男の子だったからだ。
少し着崩した制服、悪い目つき。
立ったままこちらを見下ろしている。
頭の中で危険信号が出る。
「あの」
「ひいいいい、ごめんなさいいいいっ」
私は走ってその場を立ち去った。
どうしよどうしよ怖いよ…
ここで本当にやってけるのかな私…
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