ワイフと過ごした一日

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 すっきりと晴れ渡った清々しい日曜日の朝、携帯電話のアラームで目を覚ます。夕べ、少し飲み過ぎたせいだろうか。頭が痛い。  隣には、夜を一緒に過ごしたダッチワイフが、寝息はたてていないが眠っている。だいぶ疲れているようだ。夕べは少し激しかったからな。  私は、朝食の準備に取り掛かるために台所に向かい、当然の事のように二人前を作った。日曜の朝に相応しく、くさやの干物とちょっと雑炊である。  私は、まだ目覚めないワイフを起こしに行った。 「朝飯できたぞ。いつまで寝てんだ」  当然の事ながら、返事はない。  今日はバイクに乗って、少し遠出をしよう。いつも磨いているピカピカのバイク。私のお気に入りであり、タンデムシートには当然ワイフ座る。指定席だからだ。  夏で暑いのにもかかわらず、私は厚手の革ジャンを羽織った。なぜならば、それはポリシーだからだ。でも、下半身は何も穿かないので、なんとかバランスは保っている。  ムスコが、風にプルプルと揺れて気持ち良い。  バイクで走っていると、一軒のソフトクリーム屋を見つけた。北海道産の濃厚ミルク使用とのことなので期待が持てる。 「ソフトクリームください」 「はいよ」  大場久美子に似た男性が、手際よくソフトクリームを私に渡してくれた。なんとも美味しそうではないか。  私は、そのソフトクリームを手に取ると、革ジャンを脱いだ。そして、体中に塗り付けて近所の犬に舐めさせた。  オーエクスタシィー。  じっとりした目でワイフが見てる。
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