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「それは恋だろ」
マルに昨日あった出来事を話すと、まず第一声目はそれだった。
「これが恋なのかな」
「学園一の美女にときめかないニッキーがときめくその子はかなりの美女と俺は見た」
昨日の彼女の容姿を僕から聞いたマルは想像を膨らませ、脳内でなにかしらのシミュレーションを始めていた。
そうこうしているうちにホームルームが始まった。
「えーまずホームルームを始める前にみんなに転校生を紹介しようとおもう」
へぇー転校生かとクラスが一人増えるのかとあまり興味を示さなかったが、教室に入ってきた彼女の姿を見るなり目が点になった。
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