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「今なら特別サービス、超光速回線に乗せてやれるぞ?」
「マジ?」
「おう、お偉いさん方、多分色々もめてんだろ。もっと情報採取するか、もう跳ぶかで」
次のワープをしたら、俺たちは地球から8光年離れた星に行く事になる。ますます遠くなるな、と苦笑いがこぼれた。
「送るか?」
「いや、いいよ。普通に送る」
メールに写真を添えて送信ボタンをタップする。
これでいい。
4年後、君にこの写真が届く時。きっとこの殺風景な荒野にはノイズの桜吹雪が舞っているはずだから。
君にケンタウルスの、桜を送るよ。
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