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「…篠田さん、あの美人のコ…ホントに会社のコですか…」
「どうしてですか?」
と、篠田ハジメ。
「…だって美人すぎるじゃないですか? …あんな美人、なかなかお目にかか
れませんよ…」
「それを言えば、この清水さんだって、負けず劣らずの美人じゃないです
か?」
篠田本部長はやんわりと否定する。
「それはそうですけど…」
大柄なオジサンはアタシに視線を向ける。
「むしろ、大柄な藤田さんには、この清水さんがふさわしいと僕は思いますけ
ど…」
篠田本部長はアタシ推し。
アタシはヘラヘラと笑う。
「それとも、藤田さんはあの吉原さんがタイプなんですか?」
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