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誰かと繋がっていたい。
それはカラダだけじゃなく、心の叫びだった。
「どうした? 清水…」
アタシの意識はそこで飛んだ。
気が付くとアタシはどこかわからない部屋のベッドの上にいた。
目を開けて、真っ先に目の中に飛び込んだのは佐藤コージの顔。
次いで、吉原さん。
「…合格だ…」
…合格って??…
声をする方を見ると、篠田ハジメの姿。
「…これからする仕事さ…」
そして、再びアタシの意識は朦朧としてきた。
二週間後―
アタシは研修で、グループ会社の本体の本社にいた。
<続く>
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