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「いえ、これは他人事だから言えることで、自分の身に起きたら、どうなるかは分からないですよ。
とりあえず、相手の男に必ず復讐はします。自分の手は汚さないようにしながらも、できるだけ最悪な目に遭わせようとするでしょう」
手をかざしてさっくりと言うホームズさんに、私と利休くんは目を丸くしたあと顔を見合わせて、ぷっと吹き出す。
――それは、不穏な事件を終えた後の、平和な午後。
~新緑のサスペンス~
The End
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