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第23回文芸フリマ東京
Matsudaさんのいるブースに到着。
彼女はそこで、なにやら短編集を売るらしい。
忍び寄る闇を知らぬは本人だけ。結構な事だ。
スタッフ名札をつけて、何食わぬ顔で近づく。
「いらっしゃいませ~♪」
「スタッフです」
よし、潜入成功だ。
後はヒットマンがくるのを待てば良い。
いつになく、緊張している。
朝、アンマン一つを食べただけ。昼過ぎて腹が減っているにも関わらず、食欲は無い。
ただ、ヤニが切れたようだ。煙草がやたら吸いたくなった。
その時だ。
最初に顕れたヒットマンは。
えんぴつ堂さんだ。
オレが名前を知っているって事は、まずヒットマンで間違いない!
やられる前に、やらなくては。
バキューン
すいません、えんぴつ堂さん、初対面で、こんなことしちゃって、本当にごめんなさい。申し訳有りませんです。
なんとか、ミッションを終えた。
しかし、これはまだ序章に過ぎなかった。
この闇は、妄コン受賞作よりも深い話しだ(当社比)。
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