第六章 壱

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「ハァハァハァ――」 「ン――ッ!」 「いい子だから、声を出すんじゃないよ」 「イッ……ヒッ……うぅぅぅ」 「ハァハァ――こうやって、段々、お嬢ちゃんも大人になっていくんだからね。お母さんも、近所のお姉さんも。皆、女の子からオンナになっていくんだからね――」  小さな電球に照らし出された、薄汚れた室内には、衣服が脱ぎ散らかされている。
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