もののあはれ

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『車は人間の隣にいてくれる』 どんな時でも隣に車が在るから人間は生きられる。 生活に欠かせない動く機械。 車が好きでもそうでなくとも、車を持っていても持っていなくとも。 人間だけの力ではもう生きる事が出来ない。 「日常生活のお供、レースの世界で戦う、或いは一つの趣味として。何でもいいのです、どんな事であれ車は確かに私達人間の隣にいてくれる。私はそう思っております。」 感動するか下らないと思うかは人によりけり。 少なくともロムルスの本心が皆の心に届いたのは確かであった。
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