幼馴染との登校

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俺は高崎 楓。 今日から高校生デビューをする。 それを祝うかのように外は清々しいほど晴れている。 絶好の入学日和だ。 そう 絶好の入学日和になるはずだった…。 「かーーーーえーーーーでーーーー!!!!!」 うげっ… 大声で俺の名前を呼んだのは 幼馴染の港鳥 翼 翼はいつも大声で俺を呼びに来る が…今日はよりいっそう気合が入っている。 はぁ…行く気がでない 仕方ないか…さっさと準備を済ませていこう 「はよ…お前は朝からうるせーんだよ。近所迷惑だろ」 準備を終えた俺は翼と一緒に投稿していた。 「えへへ…ごめんってー!でもでも!楓すっごく学ラン似合ってるよ!!!」 …こいつは世に言う美人だ だから笑うともっと綺麗になる でもなぜか恋愛感情を抱けないんだよなぁ… うるさいからか。きっとそうだ 「おー。さんきゅ。お前もまぁまぁ似合ってんじゃねーの?」 少し頭を撫でてみた 「あーあー。これがイケメンだったらなぁ~…。楓はイケメンっつーかこー…な!」 こいつ…!!こー…な!じゃねーよ!! 確かに俺はイケメンでもなんでもねーけど!!? 「イケメンじゃなくて悪かったな!!」 軽くデコピンをする。毎日している気がする 「だー!いった!!もーすぐに手ぇだすんだから!私一応女子なんだけど!!」 「お前のどこが女子だゴリラだろ!!」 「はぁーーー???ゴリラは優しいんですぅー!!ウホウホしてるんですぅーー!!!」 _______________ ___________ _______ ___ そんなくだらない言い合いをしているうちに学校に着いた 俺は知らなかった これから俺の平穏な日々が奪われていくことを____。
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