マウンテン・ブルー
2/5
読書設定
目次
前へ
/
5ページ
次へ
仕事にいきづまると、近所の古い喫茶店に行く。いわゆる純喫茶だ。 屋上は高く、シャンデリアが吊るされ、磨きこまれたマホガニーのカウンターにボックス席が二つ。今日はビリーホリデイがかかっている。奇妙な果実だ。 「いらっしゃいませ。やあ、やあ」マスターはものすごくハンサムで、 短く刈り込まれた頭ときちんと整えられた口髭には白いものがちらほ ら混じって銀色に輝いている。
/
5ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!