嫌な朝

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「わっ!」 歩こうとしたらこけた? ん?いい匂い... 「ほーら、言ったろ」 クスクス笑いながら瀬戸さんは私をみる。 じゃなくて、抱きしめられてる。 「!!」 「送るよ」 「はい...」 タクシーの中は無言で寂しい。 そっと隣をみると綺麗な顔立ちの瀬戸さんがいる。 「なんだよ?」 「いえ、とても綺麗な顔立ちだなーと」 「照れるなぁー」 「棒読みじゃん...」 「なんか言ったか?」 「いえ、なにも。」
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