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「出る幕が無いとは?涼は…主人はどうなったのですか?」 放心状態だった結花が、美鈴の言い回しに期待を込めて聞き返した。 「無事です」 美鈴が簡潔に答えたので、金龍が上機嫌な口調で補則した。 「涼は肝が座った男だ。 涼に豪将を外部から倒す力はもう残っていなかった。そこで奴は豪将に吸い込まれてしまって、豪将の内部で自分の全パワーを開放しようと判断した」 「えっ!? それって……」 佐久間が青ざめた顔で金龍を見つめた。 「ああ……涼は皆を守る為に豪将の内部で自爆するつもりだった」 「……まったく。何度同じ事を繰り返したら学習するのかしら………」 美鈴が怒ったように呟いた。 「それが奴の強さだ」 「師匠! 霊体が自爆したら消滅してしまうじゃないですか! それなのに………… そもそも師匠がお盆で帰省して来るなり、仲間と宴会始めちゃうから涼が追い込まれたんです! わかってます?これは師匠の責任ですよ!」 美鈴の怒りの矛先が金龍に向いた。どうやら金龍が上機嫌なのは酒の所為らしい。 ―――― |^▽^)ノ 本日、急に夏休みになったので 静岡から山形に帰省中←日帰りな(笑) 往復で8時間程度は新幹線なので 明日は腰痛確定щ(゜▽゜щ) 世間は明日から三連休 お休みの方も、お仕事の方も 天気の急変と熱中症注意で ハッピーな三連休を過ごしてね ヾ(´▽`*)ゝ
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