2.変わりゆく日常

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こんなジメジメした雨の中でも彼女は可愛くかつ美しく見えた。 信也はまたドキっとしてしまったが、顔をふるふると横に振って気持ちを落ち着かせる。 「どうしたの? 顔赤いよ」 「だ、大丈夫……たぶん。  それより、一緒に学校行こうか?」 「うん、ありがと」 今まで一人だった信也に、この時初めて一人ではなくなったっという実感が湧くのであった。
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