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一通りの行為を終えて、
カラダを重ねたまま、
ナオキを励ます。
「アナタは他の男とはちょっと違う…」
「ちょっと、違うって、どんな…」
と、ナオキ。
このセリフはどんな男にも効果絶大。
他人とまったく違うと言われると、
褒めてるか、けなしてるか、両極端。
それが、ちょっと違うと言われると、
なにか優越感に浸れる男が多い。
「それなら、ボクは成功できるかな？」
と、ナオキは少しだけ、自信を持つ。
「…当たり前でしょ…」
と、私。
根拠のない自信を男に与え続ける。
でも、ホントにバカだったのは私かも。
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