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なぜって、私と男女の関係にあったときも、
ナオキは私の目を盗んで、他の女とも関係を持っていた。
それを知らず、私はナオキをベッドの中で励まし続けた。
つまり、ナオキと私はお互いに騙しあってた。
それに気付いたのは、まだ幼いジュン君の一言だった。
「パパって、会社から帰って来ると、いつもいい匂いをさせてるんだ…」
要するに、外に私以外の女がいて、その女の元から帰って来る。
その匂いは、相手の女が、この男は自分のものだと、他の女にアピールする手
段。
男女の秘め事の後、女物の香水をそっと、男の衣服に垂らす。
それだけだ。
それだけで、他の女は違和感を感じる。
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