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嫌だと言いたかった。
屈託なく笑っていた隼人を憎みたくなどなかった。
言いかけた私の手を陸がぎゅっと握った。
何も言うなと彼が瞳に力を込めて私を見上げる。
私は………どうすれば良いの!?………修斗!!教えて!!
『………フッ………それで良い………………さよならだちひろ。陸と幸せになれよ…………』
通話が切断された。
私の頬を幾筋もの涙が伝って零れ落ちる。
陸が立ち上がり私をしっかりと抱き締めた。優しく頭を撫でられて決壊した感情が私を押し流す。
修斗、陸、隼人、私…………
四人でぎゃあぎゃあ言って身体を捩らせて笑っていたあの頃━━━
もう……戻らない…………
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