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一方、カラスに加担した者は生涯を公安の監視下に置かれ、厳しい制約のもとで定期的に思想のチェックを受ける。 そこに麦ちゃんたちKBの心理分析チームが介入していることは極秘だ。 これから先、長期に渡る監視が成される上に、同じような輩が台頭してくることも予想される。 公安もKBも、それらを見張るノウハウを構築して取り締まる方法を纏めなくてはならない。 一般市民の窺い知れない所で日本を守っていかなくてはならないのだ。 ━━━カラスは殲滅された。 私と陸は残っていた修斗のログを辿り、2つの十字架を受け取っていた。 1つは茨城、もう1つは神奈川だった。どちらの遺族も恨みが晴れた事を喜び、被害者が挙げたであろう功績に首相が謝意を示した事に感涙した。 私たちの闘いはまだ続く。 未来の日本を守るために━━━━━
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