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~帰宅~
〔颯達グループ〕
光 {なぁ…宇野ちゃんと千晃大丈夫かな?)
秀 {結構深刻そうだったよな…。)
直 {俺…なんとなくわかった気がする…。)
真 {えっ?どういうこと?)
隆 {俺も…ちょっとまだ整理がつかない。)
直 {多分だからね?あの男の人…多分うのみーの元彼?なんじゃないかな?って思った。)
真 {えっ?なんでなん?)
直 {だって親戚で泣くはずないでしょ?友達?そしたら感動の再会だよね?)
秀 {だからと言って彼氏とは限らなくね?)
光 {そいういえば、宇野ちゃんの恋愛話宇野ちゃんから変えたよね?)
隆 {あぁ…あの男の人を思い出したくなくて。)
真 {ほんで、今日会ってもうて泣いてしもうたと…)
直{流石…やっぱり日本の人は理解が早いね~)
隆 {でもやっぱり僕たちからは聞いちゃいけないよな…)
秀 {そうだよな…。明日のことは明日に任せよう
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〔Takahiro〕
1人グループトークが終わり今日のことを考える。
実彩子…やっぱり心配だ。
電話しないほうがいいのかな?でもしてもいいのかな?
電話帳から「宇野実彩子」の文字を探す…
そして開く…このボタンを押せばかかる…
迷う選択肢。考えてる暇もなくボタンを押してる自分
プルルルル~プルルル~プルルル~プルルル~
やっぱり出るはずがないか…明日にしようと思い、切ろうとした瞬間
『はい…宇野実彩子です。隆弘君?』
えっ…つながった…
『もしもーし?隆弘く~ん?』
『あっ…ごめんごめん。もしもし実彩子?』
『はーい。どうしました?』
『無事家に着いた?』
『はい。下校途中にすみませんでした…』
『全然謝らなくていいよ!ただ心配になってさ…』
『…………』
あっ…やばい…声が聞こえなくなってきた。なんかまずい言葉発しちゃったかな?
『もっ…もしもし?』
『あっ…ごめんごめん!心配してくれてありがとう』
『ううん~。全然…今日はゆっくり休んでね。おやすみ』
『また明日ね。おやすみなさい』
通話が終わる…
隆 「また明日ね…かぁ~。照れる」
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