第18章

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「ごめんね。そいつ言いだすときかなくってさ。一緒に遊んでくれると助かるんだけどな」 制止してくれていたと思っていた方も、二人に迫ってきた。 進路と退路を体でふさがれる。 「あれ、そっちのショートの娘。誰かに似てね?」 「ん? ああ、なんかテレビで見たことあるかも。歌手の? ああー、名前でねえ」 エステラはさすがに顔をこわばらせた。 いつもはこんなことはマネージャーが未然に防いでいたのだろう。
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