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「カケルじゃん!」
「M、お前もいたのか」
こいつがここにいる。ということは、あのメールが原因か?
「おい、なんだあれ!?」
突然聞こえた男の声に、俺とMは正面を見た。
目の前の大型パネルがノイズ音を上げ、何かが映し出される。一面真っ黒な画面の真ん中に、羽を広げた白い鳥のマーク。
それが切り替わると、見たこともない暗い場所に立つ、真っ黒なフード姿の人物がいた。
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