ゲーム終了――その後

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   ただ、ひんやりとした冷たさだけが尻を通し伝わってきた。  両手は、拘束されているのか自由が利かない。  すると、無機質な音を上げて目の前にドアの輪郭が現れた。 「陽の光?」  あれからどのくらい経ったのか分からないが、光の入り具合から、恐らく外は明るいのだろう。  光に切り取られたそこから入ってきたのは、二人の男。  
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