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船の後ろの方を探索してくれと頼まれた紳助はすぐさま一番奥に向かった。
奥から手前に向かっていくつもりである。
「思ったより綺麗だな。」
周りを見渡した紳助は一人、つぶやいた。
「だろ?」
「はっ!!」
周りを見渡す紳助の目が捕らえたのは。
「よ!」
ボールだった。
「んー。」
何か考え出した紳助の前に、スーパーボールほどの大きさのそいつが転がってきた。
色は美しいスカイブルーである
それを手に取った紳助。
「んー。色も大きさも。最強防御した時の殺せんせいではなさそう、か。」
「何を真面目くさった顔して考えてると思ったら!暗殺されたくねえからな!」
紳助の掌の上のボールが叫ぶ。
「ボールじゃねえよ!おいらはリボシ。」
「いや、俺何も言ってないんだけど。」
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