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「っ……イキナリ過ぎんだろ…。それと朝は駄目だ」
ただでさえ、朝の生理現象を起こしている体を持て余しぎみなのに、強すぎる刺激に蜜が溢れて…。
「ここ?」
「ば、ちょ、…触んなっ」
するりと下肢に忍び込んできた指先を、ぐっと腰を引いて避ける。
今触れられるのは、とってもマズイ。
あまり時間があるわけじゃないのに…我慢できなくなってしまう。
「だって久々だったのに、陵ちゃん寝ちゃうから」
逃げられないように、背中に回された腕に力がこもったのが分かった。
おまけに足までからめられて、それ以上動けなくなる。
密着した下肢は、相沢の熱をも伝えてきて耳の先がかっと熱くなった。
「わ、悪かったなっ…俺だって…」
…したくないわけ、ないのに。
「じゃあいいでしょ?…動けなくなるようなことはしない」
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