~起~

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友花「―…真紀…?」 屋上に上がって来たのは私のたった一人の友達、朝霧 友花(アサギトモカ) 真紀「―…友花ちゃん…。」 友花「ねぇ、真紀。一体何があったの…!?」 真紀「ち…違うッッ!!!私は助けようとしただけ!!私じゃないの!!!私じゃ……!」 友花ちゃんの顔を見た瞬間、抑えていた感情が剥き出しになった。涙が止まらない。 友花「真紀。落ち着いて??誰もアンタを疑ってないよ??」 真紀「…う…あ…」 この事件は結局、自殺として処理された。 ♦愛「ねぇ、知ってる??舞が死んだ時に五組の種田さんが屋上にいたんだって!!」 由衣「知ってる知ってる!!ヤバいよね~!?」 噂はたちまち学校中に広まっていった。 愛「ねぇ…?五月。もしかしたら種田さんが舞を突き落としたんじゃないかな…?」 由衣「…え??まさかね💦」 五月「―…種田…絶対許さない。」 五月の目は荒れていた頃の目に戻っていた。
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