~五月と舞~

2/3

27人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
♦舞とは中学2の時出会った。私が一番荒れてた頃。原因は両親の離婚。なんともベタな理由だろう。ある意味純粋だったのかな? 五月「フランスに留学??」 舞「うん♪フランス料理の勉強したいんだ。」 五月「いいなぁ。私なんて夢すらないし!!」 舞「あせる事なんてないって♪ゆっくりゆっくり決めればいいんだよ!」 五月「でもさぁ~、人生短いんだし、やりたいことやってっから死にたいよ~。」 舞「ぷ。五月おばあちゃんみたい(笑)」 五月「うっさい!!(笑)ほら、早く食べないと時間なくなっちゃうよ??昼休み短いんだから。」 ♦初めて会った時からアンタはこんな感じだったよね?私は違ったけど。アンタが変えてくれたのかな? 舞「今度はままみたい~(笑)ねぇ五月、一緒にフランス行かない??」 五月「フランス??」 舞「うん♪実はね、近々行こうと思ってたの♪卒業旅行としてさ!!」 五月「そうね~。行こっか!!舞一人じゃ絶対迷子になりそうだし♪(笑)」 舞「言ったな―!!―それ♪―…おいし―♪これ大好き♪」 五月「あ!!私の卵焼きがぁぁ😭」 .。+.。+.。+。. ♦―…たわいもない日常会話。毎日続くもんだと思ってたよ。ねぇ…舞…?私は誰とフランスに行けばいいの??私は誰のために卵焼き余計に作るの??―………誰が私の隣で微笑むの…………??―…教えてよ舞…。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加