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そんな忙しく、ちょっと騒がしい日々だけど、
みのりが愛しいのは変わらないわけで……
「一回だけだぞ、どうせ夜もするんだろ?」
「もちろん!」
「小悪魔だな」
まんまと乗せられ、俺はみのりを抱きしめる。
エアコンをきかせても、西陽が差し込み、汗だくになりながら、愛し合った。
☆
一度イクと、賢者タイムに入ってしまうようになった俺。
つまり、満足してアソコが起立しなくなる訳だが、みのりはそれが不満のようだった。
「けいご、もう一回」
「無理」
うつ伏せにぐったりしていると、脱いだジーンズのポケットから携帯が鳴った。
「けいごのだよ」
みのりが拾って渡してくれた携帯に表示されているのは、
「高槻さん!」
急いで体を起こし通話を押した。
「敬吾君、久しぶりだね。みのり君も一緒かな?」
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