【泣く子も黙らないダンディ教室】

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{2} ようこそ!! 我が、ダンディ教室へ! …ははーん。 こうして集まった皆さんの期待でいっぱいの顔を見てみると… さぞかし、男のダンディズムというものに憧れ、私の様なダンディな男性に生まれ変わる事を切望なさってるのですね! うむ! 実に、殊勝な心掛けです。 世の男は皆、ダンディであるべき… いや! ダンディでなくてはいけません! 見た所、 皆さんの中には、少々、年齢がお若い方々もいらっしゃるようですが… とかくダンディな男というのは、ある程度年齢を重ねた『オトナの男』でなければなる事ができないと思われがちですが、 決してそんな事はありませんぞ! 若い方でもその点は心配ご無用! 元々、ダンディズムは、 19世紀初めにイギリスのロンドンやフランスのパリに住む紳士達の間で、シャレた服装や洗練された会話、イキな趣味を持つ事が流行り始めたのがきっかけとなって生まれました。 確かにシャレた会話、洗練された身のこなしなどは、年齢を重ねるごとに自然と身に付いてくる物ですが… だからと言って、若い人には無理だという話じゃあございません。 いや、むしろ若い頃から そういったダンディズムに徹した生き方を送っていれば、歳を取ってからも、より自然にダンディな男性になれると言うものです。 さて。 本日は、 英国紳士たるこの私が、 皆さん…日本の若い方々に、微力ながらダンディな生き方というものをご伝授して差し上げましょう!!
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