第1章

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「おまえが、そんなことばっかり言って いるから、若いのが育たないんだよ。 ゆとり世代なんだから優しく扱えよ」 「何でもゆとり世代で片付けるなよ。 プレッシャー世代にかかって来いやって」 東郷さんは、熱い人です 黙っていたら、さぞモテるでしょうに 「香鈴、お前、見すぎ」 「あっ!...すいません。 コーヒー淹れました。どうぞ」 「わぁ香鈴ちゃん、俺の分までいれて くれたの!? ありがとう。 香鈴ちゃんのコーヒーは上手いんだよね」 「いいえ。そんなことはないです...」 「用がすんだら、さっさと仕事に戻れ」 「はい」
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