第6章

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俺の後ろに立ち、肩を揉み始めた 「もう少し力入れろ。」 「ふぁい~」 「だらしない返事だな」 香鈴の手のひらに力が入った 俺は、香鈴が買って来たタバコに 手をかけた ん? 風... ヒューヒュー 後ろから感じる音に耳を傾ける 香鈴が少し動くと、聞こえなくなる 子供の頃、姉貴が喘息で苦しそうに してきたことを思い出す ヒューヒュー 「香鈴、もういい」 「ふぁーい」 香鈴が席に戻る後ろ姿を見た
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