苦い煙草
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西村は珈琲好きで、自宅で手動のミルを使い丁寧に豆を挽いた。 根っから大雑把な高木は珈琲には興味がなく、香りを楽しむ西村の前で大量の砂糖とミルクを入れ味も香りも台無しにしていた。 その日、由貴は西村がカップに注いだ珈琲に大量の砂糖とミルクを入れ、高木に出したのだ。 古くから付き合いのある高木の嗜好を由貴が知っていても不思議はなかったが、確認もせずに行った自然な行為に、西村は違和感を覚えた。
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