始まり

8/11
前へ
/34ページ
次へ
その瞬間とてつもない電流が体に流れるのがわかった。 「ぁああっ!!!くそっ!」 彼のうめき声が聞こえる 「………ぁっ、、、あ、、」 私は声すら出せず、ただ、その場に倒れこむことしかできなかった 「まぁ、要するに連帯責任として、この子にもその首輪から電流が流れる仕組みだよ。まぁ、君が体験している電流の数十倍の電流が彼女には流れるけどね。」 「……っ、、、」 「警察とかにいったら下手すればこの子死んじゃうかもね~君のせいで。まぁ、君の仕事は1日に一度ここに1時間来てくれればいいから。簡単でしょ?」 「まぁ。とりあえず今日は帰っていいよ」 そう言って半ば強引に彼を連れ出した。 その瞬間、一気に部屋は静まり帰った。 「…………、ぅっ…」 いろいろなことがありすぎて、一気に熱いものがこみ上げてきた。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加