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「待て…!」
「…男でも、同じ魂であればそれで良い」
ゆうるりと下から上へと撫でられる。
カーッと全身が熱くなって、頭の中も沸騰した。
(…っマジか…っ)
怖くて必死に抵抗した。
目の前の肩を全力で押しやり、離れさせようとした。
でもビクともしない。
そしてオレのを触るその手は、更に調子に乗る。
(って言うか…!)
なんでオレ!?
生まれ変わりってなに!?
(…っこいつ…!)
っ頭っ! おかしいんじゃねえの!?
「 …腫れてきおった」
男がニヤリとオレを見た。
それがもう恥ずかしくて恥ずかしくて。
ちょっと泣きそうになりながら、オレは固く固く目を閉じる。
「っんなに揉まれりゃデカくなるに決まってる!!」
「…では出すか」
え!?
ギョッとしたオレの上半身が飛び上がった。
畳に両肘ついて、信じられない思いで男の手元を見る。
視界の中、ファスナーに男の指がかかる。
それを認識したオレの顔が凍り付いた。
そのオレを、男がさも楽しそうに見下ろす。
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