1525人が本棚に入れています
本棚に追加
て言うか村長の後ろにも村の男たちが数人いて、状況を把握できないオレは目を見開く。
「な、な、な…!」
(っなんでそこに!?)
声を失ったオレに向け、村長がバンッと大きく床を叩いた。
「チンコぐらい触らせてやらんかー!!」
「…ち…」
目の前が真っ暗になった。
当然、それまでのドキドキも何処かへ飛んでった。
いつから見てたんだ。
て言うか何を言ってくれてんだ。
茫然自失なオレに村長が続けた。
「チンコぐらいどがんでん良かやっか!! 減るもんじゃなし!! 龍神様に触らるっとか光栄に思わん… 「っおまえが触らせてやれーー!!」
怒り狂って飛び起きた拍子に、男が、「お?」と少し驚いた顔をしてオレの上から降りた。
「オッ、オレをなんだと思ってんだクソ村長ッ!! あんたがチンコ出せッ!!」
それに対し、村長の、ああ!?っと般若のような顔。
「なんば言いよっとか!! おいのチンコば触らせてどがんすっとか!!」
「はあ!? て言うかなんでオレなんですか!! 生贄みたいに放りやがって!!」
最初のコメントを投稿しよう!