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「…お嬢ちゃんもそうだと思うが、若ければ若いほど、純情だろう…オンナだっ
たら、好きになって、妊娠したら、そのオトコの子供を産みたいと考えるんじゃ
ないか?…」
と、藤田。
アタシは黙ってうなずく。
藤田の意見に同意。
「でも、それが今回の愛人探しに役に立つのか?」
と、藤田は疑問を呈す。
アタシは、
「…わからない…」
と、正直に話す。
「…わからないじゃ困るよ…お嬢ちゃん…?」
と、藤田。
「…でも、真実をすべて明らかにすれば、見えてくるものがある気がするん
だ…」
と、アタシ。
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