第1章

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今日はいい天気だ。蝉が四方八方で鳴いている。 (散歩でもしようかな。ついでにトーヤのとこにでも涼みに行こうっと) トーヤは小さい頃からの幼馴染だ。家はそこまで近くないけど、いつも一緒だった。 細い路地を抜けて大通りに出た時だった。 ガンッ パーーーッ 今まで聞いたこともないほど大きな音が辺りに響いて、振り向いた私の前には、大型トラックが…… (!!!) 悲鳴をあげる間もなく、意識が途切れた。
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