第1章
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なんか、悲しくなってきた。 もう、トーヤと話が出来ないかもしれない。 少し上を向いて、喉をそっと撫でた。 大きく息を吸って、思いっきり叫ぶ。 「ああぁーーーーーッ」 こんどは私の耳にも、聞こえなかった。 私は、 声を、 失ってしまった
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