138人が本棚に入れています
本棚に追加
/61ページ
「キュッキュッ締めてくれるのはいいけど、ちょっときついからね。
それに、花の香り付きというのもあったよ」
俺は、席を立つと、
和海に超特大大盛りカレーを出してやった。
和海は、今日もこれから頑張る気なのだ。
特大大盛りカレーは、
大皿に残ったご飯を全て盛り付け、土手にした。
そこに、カレーを入れてみた。
「おいしそう」
和海は、平然と食べていた。
およそ、十人前はあったであろう。
「塩冶さん、千々石を壊さないでくださいね」
塩冶は眠そうに壁にぶつかりながら歩いていた。
もしかしたら、和海の夜のために、
頭を使い過ぎたのかもしれない。
「そうね、俺も薬師神君を壊したくいから、
結果は報告を受ける」
やはり、俺は実家に戻った方がいいのか。
最初のコメントを投稿しよう!