ないと困るんです、ホントに。
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閉められたドアを床に座り込んだままボーッと眺め、そっと頭に手をやった。 愛用の眼鏡がきちんと乗っていて、それをいつもの場所に装着すると、当然だが視界ははっきりとクリアになった。 同時に、なんとも言えない悔しさと、恥ずかしさが込み上げてきて、俺はもう机に向かう事はなく、ベッドに潜り込んだ。 メガネ、メガネ……って、よくあるネタじゃん……。
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