『いつも』が無くなった時

2/8
前へ
/8ページ
次へ
いつも隣には、君がいた。 幼い頃からの親友、レオ。 好奇心旺盛で、リーダー気質。 僕とは真逆の性格で、少し羨ましがったりしてた。 「リク、一緒に帰ろうぜー」 高校生になって、クラスは別々になってしまった。 それでもレオは、毎日僕と登下校してくれる。 その優しさに、笑顔に。 僕は何度も救われた。 なのに……。 ある雨の日、それは起きてしまったんだ。 僕の目の前で、レオは死んだ。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加