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隣の声は、朝を待たずに去って行った。
「ここに、見張りとして御卜を残そう……」
「そうですね」
ここに住んでいるのは、一体、何者なのだ。
朝になるとトーヤは、中庭で御卜と朝食を採っていた。
俺と袈裟丸は、浜で魚を焼いて食べた。
「どうやら、御卜だけ残しても大丈夫そうだね。
しかし、この魚は美味しいよね。ただ焼くだけで充分」
「しかも、食べ放題」
固形燃料で焼いてみたのだが、炭火で焼いて食べたい。
「これ少し分けてもらって、
時季と合流したら、これで酒を飲むか?」
「いいですね、それ」
何と交換するか、船を漁ると、毛布とエロ本を出してみた。
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