第四章 南国と楽園

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「時季、ここは南国だな」  後ろに、いちゃつく二人がいるので、振り返りたくない。 温度が高いので、水着(海パン)しか履いていない。 裸も同然の世界であった。 「まあ、俺も大和のほぼ裸をずっと見られて、楽園だよね」   俺は、上着を着込むと、時季から離れた。 これなら、袈裟丸の近くに居たほうがいい。
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