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「座って。
兄のシナイから、あれこれ聞いた。
兄のシナイは、もう監視員は辞めたいと言っている。
俺よりも年上で、移動の体力がないのだそうだ」
実験船が落ちてから、この星には監視員が置かれ、
ここが何も無く、変化なしとの連絡を続けていた。
しかし、実際は年を取らない人間が発生し、特殊能力を持っていた。
特殊能力は、トーヤのように、海を自在に行き来する。
「大和さん。監視は、俺が引き受けようかと思う。
Aランクの仕事なので、俺でもいいはずですから」
「俺も協力する」
トーヤが、御卜の手を握っていた。
「……質問。
二人はもしかして、結婚しようとか?考えていませんか」
「はい!まだ関係はありませんが、します!」
トーヤが力強く答えていた。
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