第一章 淡き青と淡き海
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「黒須、怖い!」 「まあ、あの若さで鉄鎖の頭領ですからね」 俺達のいた時の鉄鎖の頭領は、老人であった。 「でも、S級、二人確保できましたね」 鬼同丸に帰ると、響紀が鍋の用意をしておいてくれた。 「食べましょう」 鍋をつつきながら、次の仕事の打ち合わせをするというのが、 俺達のいつもであった。
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