第五章 秘密の海

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「……不老不死ですか?この液体」 「違うよ、それは菌だよ。 取り込んだ細胞をコピーし続け寄生する。 なりすまし菌かな」  桜川は、そんなものを置いていってしまったのか。 「今のは、ナノマシンだから制御できるけど、 菌はダメだったね」  最後は、全て燃やしたというが、ここにはしっかり生きていた。 「師匠。何か治療薬も造っていますよね?」
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