60人が本棚に入れています
本棚に追加
「どんな方法ですか?」
基本、時季は地球出身で頭がいい。
俺の下手な説明を聞きながら、理解を示してくれる。
「凍らせる機械ですか。ならば、姶良に頼みましょう」
姶良は機械には詳しい。
「ここは、いい海です。大和、実験船の回収をしましょう。
夜は、バーベキューでもしますか」
どこか、時季が楽しんでいた。
「時季、楽しんでいるだろう」
「俺は、大和がいる、まあ響紀がいてもいいですが、
大和のいる場所は楽園ですからね。
いつもの、死線の仕事ではないし、楽しいですよ」
そういえば、時季と旅行などしたこともない。
たまにオフに一緒に飯を食べに行くが、
それ以外の娯楽はない。
最初のコメントを投稿しよう!