第五章 秘密の海

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「あのな、時季、それでも仕事だろ。 手を抜くな」 「そうですね」  後ろでは口論が終わり、本格的に割れ話になったようだ。 袈裟丸は、御卜の成長のため、見守ると決意したらしい。 「しかし、御卜は、性格も四羅に似ている。 見た目、柔なのに、言い出したらきかない」  トーヤが夕食はどうかと声をかけてくれ、 俺達は浜辺で食事をすることにした。
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