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あんな体なのか、
そうなのかもしれない。
「百武に習って、鬼同衆も恋愛禁止にするかな」
時季が、窓辺に座り、俺を睨んでいた。
「職場恋愛禁止、でしょう。
結婚を推奨していますよ。五羅はね」
「職場恋愛禁止にしよう」
俺が言うと、説得力なしであった。
「大和、五羅の思い人でしょう。
だから五羅は、鬼同衆には禁止にできなかった」
袈裟丸は、時季に睨まれていた。
「大和、自分の姿を知っていますか?寂しげで儚い。
でも、遠い存在。
シェリエであり、ゲートキーパー、火の屋であり武器商人、
近付こうと皆が必死になった。
それを納めるために、五羅は自分を倒してモノにしてみろと言った」
モノにされたくはない。
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