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「泳ぐのではないのか?」
折角のオフであった。
「泳いでも、水の中でもいいですよ」
デートのお誘いであったか。
「わかった。好きなだけ泳ごう」
トーヤが泊めてくれたのはいいが、やはり、夜の声が激しい。
ここは窓がないのだから、もう少し自重して欲しいものだ。
つられたのか、
寺内と的場も外に出て始めてしまった。
「この仕事、これが嫌だよな……」
顧客に、回収の報告をして、処分の状況を告げる。
その後ろで、喘ぎ声が響いていた。
亜空間経由で、響紀に通信して貰い、
うまく声は編集してもらった。
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